令和5年度1回目の若年性認知症の親を持つ子世代のつどいを7月2日(日)に開催しました。県外から参加されるご家族もいて、Zoomも併用して実施しました。
ご夫婦、ご兄弟で参加される方も多く、30~40代の13名が参加されました。
感染予防対策が緩和されたこともあり、参加される方は過去最多の人数になりました。最近診断を受けたという方も多く、半数の方は初めての参加でした。
最初に会の目的や流れを説明し、昨年度作成した若年性認知症ケアパスの紹介と使い方の説明を行いました。
その後、4~5名ずつ3つのグループに分かれて交流会を行いました。
自己紹介を兼ねてそれぞれの現在の介護の状況をお話いただき、困っていることや他の人に聞いてみたいことを自由にお話いただきました。 初めて参加された方の中は最初少し緊張した様子の方もいましたが、同世代ということもあり、自分から質問したり困ったことを話したりする様子もありました。
何度か参加されたことのあるご家族はご自身の介護の経験をお話され、他の方は共感したり、参考にされたりしていました。
同居している方、県外に住んでいる方、事情はお一人ずつ異なっていますが、困っていることや心配なことは共通していることも多く、安心されたのではないかと思います。「これからどのように進行していくのか」「わかっていても、ついイライラしてしまう」「介護している親のことをどう支えていけば良いか」等、子ども世代同士だから共感できる話も多くありました。
話すだけで気持ちが楽になることもあります。気兼ねなく気持ちを話せる場として今後も子世代のつどいを継続していきたいと思いますので、一人で悩まず気軽に参加していただきたいと思います。