令和3年度福井市認知症講演会を開催しました

 令和4年2月5日に福井市地域包括ケア推進課、福井市認知症地域支援推進員、認知症の人と家族の会福井県支部と共催で講演会を開催しました。

 福井県内でも新型コロナウイルス感染症の感染者数が増えているため、対面開催とオンライン開催のハイブリット形式を予定していましたが、予定を変更してオンラインのみでの開催となりました。 

 

 今回は「介護家族のピアサポート」をテーマに立教大学の田中先生と若年認知症の親と向き合う子世代のつどいの伊藤先生にご講演いただきました。

 田中先生からは最近メディアで取り上げることもあるヤングケアラーや若者ケアラーについて、その課題や置かれた現状などをお話しいただきました。また、伊藤先生からは介護者としてのご自身の経験や現在介護者を支援する立場での取り組みをご紹介いただきました。

 

 後半は県内で家族会やつどいに参加している4組のご家族から体験談をお話しいただきました。介護している人、介護の状況はそれぞれ違っていましたが、色々な思いや苦労を抱えながらご本人と向き合っておられることが分かりました。

 オンライン開催となり、皆さんに直接聞いていただけなかったのが残念ですが、ご家族の思いは十分伝わったのではないかと思います。