11月27日(土)に若年性認知症の人と家族の会「ほや座くらぶ」を開催しました。
寒さが厳しくなり、朝はあられも降っていましたが、ご本人2名、ご家族13名、スタッフ12名が参加しました。
ご本人はスタッフも一緒に近くにある福井県立歴史博物館に見学に行きました。
福井県立歴史博物館は以前も行ったことがありますが、今回初めて参加される方もいて、見学しながら昔の話を色々されていました。
すずかぜに戻ってから次回の活動の希望をお聞きしました。
外出が楽しかったと言うご意見をいただき、またどこかに出掛けたいという希望がありました。次回は年明けになりますので、みんなで初詣にも行けると良いなと思います。
ご家族は前半ミニ講座で成年後見制度について、行政書士の小川真紀先生にお話ししていただきました。
成年後見制度がどんな制度なのか、どんな時に利用すると良いのか、どこに相談すれば良いのかなど基本的なことから教えていただきました。皆さん関心が高いテーマで、制度を利用するとデメリットになる事はないのかなどの質問にも丁寧にお答えいただきました。
後半は3つのグループに分かれて交流会を行いました。
久しぶりに参加された方や初めて参加された方もいらっしゃいましたが、他の方のお話しを聞いて共感されたり、ご自身の悩みなどを話したりしておられました。また、今回はオンラインで参加されたご家族もいて、会場に来られたご家族のグループに入って交流されていました。
参加されたご家族からは
「いろいろな情報を教えていただいて良かった」
「久しぶりに話ができて良かった」
とコメントをいただきました。
全ての悩みを解決することは難しいかもしれませんが、話せる人がいること、共感してもらうことで気持ちが楽になる場合もあります。
ほや座くらぶでは看護師や介護支援専門員などの専門職のスタッフもサポートしますので、是非お気軽にご参加ください。