ほや座くらぶ通信~第34回ほや座くらぶを開催しました~

1月23日(土)にZoomを利用して、若年性認知症の人と家族の会「ほや座くらぶ」を開催しました。

新型コロナウイルス感染症の影響で初めてオンラインでの開催となりましたが、ご本人1名、ご家族5名、スタッフ3名が参加しました。

 

Zoomを使うのが初めての方がほとんどでしたが、半数の方が1~2日前に接続テストを行っていたこともあり、当日は皆さんスムーズに参加することが出来ました。

スタッフも各自の自宅から参加させていただき、1年ぶりにマスクなしでお顔を見て皆さんとお話しすることが出来ました。

前半は県内の若年性認知症当事者とそのご家族が参加した座談会のDVDを一緒に鑑賞しました。

座談会に参加したご家族から参加した理由について、認知症について周りの人に正しく知ってほしい、認知症の心配がある人が早く受診や相談につながるようになってほしいという思いを話されました。

DVDを観たご家族からは、「診断を受けたときは情報が何もなく、家族会のことも教えてもらえなかった。もっと早く知りたかった。」「知ってもらうための活動は必要だと思う。」などの感想がありました。 

後半はZoom内で2つのグループに分かれて交流会を行いました。

オンラインでの交流会は初めてでしたが、いつもの交流会のように最近の生活の様子や大雪の影響などを話したり、介護の方法について情報交換したりすることが出来ました。


参加された方は「みんなの顔を見ることが出来て良かった」「行き帰りがないため、楽だった。」、「こんなに簡単なら毎月開催して欲しい」、「もっといろんな人と話してみたい」など前向きな意見も多くいただきました。

 

対面との違いややりにくさもあるかもしれませんが、感染症が心配な方も安心して参加できる、遠方の方や時間があまり取れない方でも参加できるなどメリットもあります。

今回は初めての実施で、スタッフも慣れない部分がありましたが、これからオンラインでも充実した交流会ができるように改善していきたいと思います。

 

次回開催は令和3年3月27日(土)を予定しています。今後は開催中止にはせず、新型コロナウイルス感染症の状況によってオンラインでの実施に変更しながら開催します。