11月28日(土)にデイセンターすずかぜにて若年性認知症の人と家族の会「ほや座くらぶ」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で9月は中止となったため、4ヶ月ぶりの開催でしたが、ご本人3名、ご家族11名、スタッフ10名が参加されました。
今回も各会場の人数を減らして、密にならないように配慮して開催しました。
ご家族は各会場でミニ講座と交流会を行いました。
今回のミニ講座は「公的年金制度について」というテーマで社会保険労務士の本多先生にお話しいただきました。ご家族は2会場に分かれて実施したため、オンライン会議システムZoomを使って2会場で同時にミニ講座を聞くことが出来ました。
交流会ではグループごとに自己紹介の後、最近の様子を話したり、他の方の助言を聞いたりしていました。
「新型コロナウイルス感染症の影響で施設の面会制限があり、心配」等相談したり、情報交換したりされていました。
ご本人は、前半スタッフと普段の生活のことなどを話し合いました。
後半は歯科衛生士さんによるお口の体操をした後、リースを作成しました。
男性は最初、「こんなのあまりやらないから分からない」と消極的な様子でしたが、ご家族へのプレゼントにしようと提案すると、送る相手の好みを考えながら真剣に材料を選んでいました。
久しぶりの開催でしたが、会での皆さんの様子を見て、ご本人同士、ご家族同士のつながりの大切さを改めて感じました。
新型コロナウイルス感染症の心配がなくなったわけではありませんが、今後の動向を見ながら、できる限りの感染対策を行って、会を継続していきたいと思います。
次回開催は令和3年1月23日(土)を予定しています。今後は開催中止にはせず、新型コロナウイルス感染症の状況によってオンラインでの実施に変更しながら開催します。